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COLUMN

外壁塗装の費用・塗料・業者選びをわかりやすく解説

稲美町・播磨町の外壁塗装相場|2町の助成制度と見積もりの違い

加古郡の稲美町と播磨町は隣り合う町ですが、外壁塗装に使える町の助成制度や、その申請窓口はそれぞれ別です。予算の目安は、当サイトの外壁塗装の費用解説で示している全国的な幅、つまり2階建て・延床30坪前後なら70万~130万円程度です。2町の工事を集計した金額ではないので、実際の見積もりは家ごとの数量で判断してください。

この記事では、まず2町に共通する見積書の見方を説明し、そのあと稲美町と播磨町の住宅地の成り立ち、2026年度の住宅リフォーム助成、町道に足場を出す手続きを町ごとに分けて整理します。どちらの町に住んでいるかで、使える制度と依頼先の条件が変わる点に注意してください。

町名と工事範囲をそろえて見積もりを取る

外壁塗装見積ナビで見積もりを申し込む際は、稲美町か播磨町かを明記し、外壁と屋根の写真、前面道路の幅を共有しましょう。町の助成を使いたい場合は、その町の「町内業者」に当たるかを各社に確認してから比べてください。

2026年度の住宅リフォーム助成は町ごとに条件が違う

稲美町と播磨町は、どちらも町内の事業者が施工する住宅リフォームに対し、工事費(税抜)の10分の1、上限10万円を助成する制度を2026年度に設けました。ただし、稲美町の補助金は2026年度の受付を終了しています(2026年11月確認)。対象工事の例に外壁と屋根の塗装工事が明記されている点も共通です。一方で、町内業者の定義や提出書類は異なります。

項目稲美町住宅リフォーム補助金播磨町住宅リフォーム助成制度
対象者町内に引き続き1年以上住民登録があり、町内に所有し住む住宅を改修する人町内に住民登録があり、自分が住む住宅を改修する人
施工業者町内に主たる事業所がある会社、または町内に住所がある個人事業主町内に本店または支店のある法人、または町内に住所のある個人事業者
工事費税抜20万円以上税抜20万円以上
申請時期着工の2週間前まで着工の2週間以上前
主な書類申請書、事業計画書、固定資産評価証明書、見積書、図面、着工前の写真申請書、図面、町内事業者の見積書、工事予定箇所の写真
期限・受付2026年度の受付は終了助成期間は2027年3月31日まで。予算がなくなり次第終了
窓口経済環境部 産業課住民協働部 産業環境課

稲美町で申請するときの注意

稲美町は、2026年度の住宅リフォーム補助金が終了したと案内しています(2026年11月確認)。次年度以降の実施は産業課に確認してください。申請は1人1回、1住宅1回限りです。住宅が移住定住支援補助金や結婚新生活支援補助金など町の指定する補助を過去に受けている場合は、その受給から10年以上経過していることも確認します。町の他の補助金とは重複できませんが、稲美町住宅耐震等補助金とは重複できるとされています。なお、稲美町の耐震改修工事などへの補助は、2026年度の受付が予算に達して終了し、住宅耐震改修計画策定費等補助は11月30日まで受け付けると案内されています。

播磨町で申請するときの注意

播磨町の助成は1人1回、1住宅1回限りで、工事完成後には写真を付けた実績報告書の提出が必要です。町外から転入する人向けの「移住定住促進住宅リフォーム助成制度」もあり、こちらとの併用ができます。住宅の耐震化を目的とする播磨町住宅耐震推進事業補助金は、2026年度は4月7日から11月20日まで先着順で受け付け、予算がなくなり次第終了します。耐震補助は昭和56年5月31日以前に着工した住宅の耐震化を目的とする制度で、塗り替えを支援するリフォーム助成とは目的が違います。助成制度全般の注意点は外壁塗装の助成金・補助金で解説しています。

2町に共通する費用の見方は数量と範囲から

この目安は税込で、足場の設置と撤去、洗浄、通常の範囲の下地補修、外壁の下塗り・中塗り・上塗りを見込んだものです。屋根やベランダの工事、外壁材の交換、雨漏りの修理は含めていません。稲美町と播磨町のどちらでも、この幅だけで見積もりの高い安いを決めず、現地調査で出た面積と補修の量を確認しましょう。

見積書を比べるときは、総額より先に同じ工事を含んでいるかを見ます。片方が屋根を含み、もう片方が外壁だけでは比べられません。外壁の面積を図面で出したのか実測なのか、シーリングを打ち替えるのか増し打ちなのか、雨樋や破風などの付帯部をどこまで塗るのかをそろえてもらいます。

見積書の欄稲美町・播磨町の住宅で確認すること
塗装する範囲外壁と屋根それぞれの面積、下地の材料、使う塗料の名称と回数
補修ひび割れ・シーリング・金属部のさびの数量と写真
足場前面道路と隣地との距離、町道にはみ出すかどうか
助成申請する町、町内業者の要件、着工日と申請日の関係

町の助成を使う場合は、見積書の日付と工事の開始日にも注意が必要です。2町とも着工の2週間前までに申請するよう案内しており、申請時にすでに着工している工事は対象になりません。見積書の項目の読み方は外壁塗装の見積もりの見方でも解説しています。

稲美町はため池の町、1970年代の住宅団地を点検する

稲美町の都市計画マスタープランによると、町の地形はほぼ全域が平坦で、標高は22~92m程度と高低差が小さい町です。水田開発のために造られたため池が88か所あり、町の面積の10.7%を占めています。兵庫県のウェブサイトでも、町内の加古大池が県内最大の農業用ため池として紹介されています。

住宅地の成り立ちを見ると、同じマスタープランは、和田東山(昭和45~48年)、稲美野荘園(昭和46~50年)、大池団地(昭和52~53年)といった民間の住宅地開発を挙げています。昭和57年からは土地区画整理事業による市街地整備が進められてきました。開発の時期が近い住宅地では、建てた時期の近い家が並び、外壁や屋根の塗り替えの時期が重なることがあります。

築40年を超える家では、外壁の塗膜だけでなく、屋根材や雨樋、ベランダの防水の状態も一緒に見てもらいましょう。昭和56年5月以前に着工した住宅なら、塗装より先に耐震性の確認が必要かどうかも検討の材料になります。稲美町の地区計画は市街化区域と市街化調整区域に3か所ずつ定められ、和田東山地区地区計画などには建築物の形態又は意匠の制限があります。該当する地区で外壁の色を大きく変える場合は、町の都市計画課に確認してください。

播磨町は県内で最も小さい町、海沿いの金属部を見る

播磨町の紹介ページによると、町の面積は9.13平方キロメートルで兵庫県で最も小さく、その3割が海を埋め立てた人工島です。町の年表では、人口は昭和39年に1万人、昭和50年に2万人を超え、昭和49年には野添城地区と野添地区の土地区画整理事業が始まっています。人口がおよそ10年で倍になった時期があったことが分かります。

ただし、町の年表から個々の家の建築年は分かりません。塗り替えの時期は、図面や登記で確認した築年数と、現地で見た外壁・屋根の劣化をもとに判断してください。

海に近い住宅では、外壁の塗膜に加えて、水切り、庇、雨戸、ベランダの手すり、屋根の板金といった金属部のさびを点検してもらいましょう。さびを落とさずに上塗りをしても長持ちしません。見積書に「さび止め」とあれば、どの部位に、どの下塗り材を、どれだけ塗るのかを確認します。金属部のさびの見分け方は屋根のさびの記事も参考になります。

足場が町道に出るときは土木課と警察の手続きがある

住宅が道路に近く、足場が町道の上にはみ出す場合は、道路の占用許可が必要です。稲美町の道路占用等様式一覧のページは、道路上に工事用足場や板囲いを設置する場合に申請が必要と明記し、手数料は不要、提出部数は3部(道路規制を伴わない場合は2部)としています。窓口は地域整備部土木課です。

播磨町も、町道を占用するときは都市基盤部土木課へ道路占用許可申請を出す仕組みで、手数料は不要、提出部数は3部です。添付書類として、位置図、平面図、横断図、実測求積図、構造図、現況写真が挙げられています。2町とも、占用許可の後、工事の施工までに加古川警察署の道路使用許可の申請が必要と案内しています。

この2つの手続きを誰が行うのかを、見積もりの段階で施工店に確認してください。申請の担当者、許可が出るまでの日数、手続きにかかる費用を見積書や工程表に書いてもらうと、着工の遅れを防げます。足場代そのものの内訳は外壁塗装の足場費用で詳しく説明しています。

加古郡で塗装会社を選ぶときは町内業者の要件を確認する

「加古郡 塗装会社」と探す場合でも、助成を使うなら、自宅のある町の要件に合う会社かどうかが大切です。稲美町は「町内に主たる事業所がある会社」、播磨町は「町内に本店または支店のある法人」と、会社の拠点の条件が異なります。隣の町に本社がある会社は、自宅のある町の助成では対象外になることがあります。

播磨町は、播磨町商工会会員のリフォーム関連事業者の一覧を掲載しつつ、一覧にない場合でも町内事業者であれば助成の対象と案内しています。どちらの町でも、会社の所在地を見積書や会社概要で確かめ、助成の要件に合うかを施工店と町の窓口の両方に確認しておくと安心です。

助成の要件だけで依頼先を決めるのではなく、現地調査の内容も比べましょう。外壁と屋根の劣化を写真で示し、塗装が向かない部位を説明できるか、数量と塗料の製品名を見積書に書けるか、追加工事が必要になったときの承認方法を契約前に決められるかを確認します。業者選びの一般的な手順は外壁塗装の業者の選び方でも紹介しています。

よくある質問

稲美町と播磨町で助成を使うとき、見積書のどこを比べますか?

まず自宅のある町の制度を確認し、施工業者の所在地、対象工事、工事費の算定方法、申請と着工の順番を比べます。両町の制度を同じ条件として扱わず、外壁以外の工事や対象外費用は見積書で分けてください。受付状況も変わるため、申請前に各町の窓口へ確認しましょう。

稲美町の住宅リフォーム補助金は外壁塗装にも使えますか?

対象工事の例に外壁の塗装工事が挙げられており、町内施工業者が施工する税抜20万円以上の工事などが対象です。補助額は工事費の10分の1で上限10万円です。2026年度の受付は終了しているため、次年度以降の実施を産業課へ確認してください。

播磨町の住宅リフォーム助成を受けるには、いつまでに申請すればよいですか?

工事に着手する2週間以上前に、申請書や見積書、工事予定箇所の写真などを産業環境課へ提出します。申請時に着工している工事は対象になりません。交付決定を受けてから着工し、工事完成後に写真付きの実績報告書を提出する流れです。

稲美町の業者に頼んで、播磨町の家の助成を受けられますか?

播磨町の助成は、町内に本店または支店のある法人などが施工する工事が対象です。稲美町だけに拠点がある会社では要件を満たしません。逆も同じで、依頼先の所在地が自宅のある町の要件に合うかを、契約前に確認してください。

足場が道路にはみ出すとき、施主が自分で申請しますか?

誰が申請するかは施工店との取り決めによるため、見積もりの段階で担当を決めておくことが大切です。稲美町・播磨町とも、町道の占用許可を土木課で受けた後、加古川警察署の道路使用許可も必要です。申請の担当、日程、費用を見積書に書いてもらいましょう。

まとめ

稲美町・播磨町で塗り替えの予算を立てるときは、税込70万~130万円程度(延床30坪前後)という全国的な幅を出発点にし、現地調査の面積と補修の量で金額を確かめます。稲美町はため池が多い平坦な町で1970年代の住宅団地があり、播磨町は県内で最も小さい海沿いの町です。築年数や金属部のさびなど、自宅の状態に合わせて点検の重点を決めましょう。

2026年度は2町とも、町内業者の施工で税抜20万円以上の工事に、工事費の10分の1(上限10万円)を助成する制度を設けましたが、稲美町は受付を終了しています。町内業者の定義や受付状況は町ごとに違うため、着工の2週間前までに自宅のある町の窓口へ確認してください。

自宅のある町の条件で見積もりを比べる

外壁塗装見積ナビで届いた見積もりを見比べるときは、町名、外壁と屋根の写真、道路との距離を各社に渡しましょう。助成の要件に合う会社か、足場の手続きを誰が行うかを含めて、税込総額を同じ条件で比べてください。

参考資料

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