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COLUMN

外壁塗装の費用・塗料・業者選びをわかりやすく解説

外壁塗装はDIYできる?手順・費用とプロに任せる判断基準

外壁の小さな低所であればDIY塗装できる場合があります。しかし、戸建て全面の外壁塗装は、足場作業、下地診断、塗料選定、天候管理が必要です。転落や施工不良のリスクがあるため、基本的には専門業者へ依頼することをおすすめします。

DIYは材料費を抑えられる一方、誤った補修で雨水の出口を塞ぐ、外壁材に合わない塗料を使う、塗膜が早期に剥がれるといった可能性があります。この記事では、安全に自分でできる範囲と業者に任せる範囲を整理します。

全面塗装はプロの見積もりとも比較

外壁塗装見積ナビでは、足場や下地補修を含む無料見積もりを依頼できます。DIYの材料費だけで決めず、安全対策と保証も含めて比較してください。

外壁全面のDIYをおすすめしにくい理由

高所作業に転落の危険がある

2階建て外壁の塗装には足場が必要です。脚立を横へ移動しながら塗る、はしごの上で両手を使う、屋根へ乗る行為は危険です。家庭用脚立は長時間の塗装作業床として作られていません。

足場を自分で組むことも、部材の知識、壁つなぎ、墜落防止設備などが必要です。費用削減を目的に安全対策を省かないでください。

劣化原因の診断が難しい

外壁のひび割れには、塗膜だけのもの、外壁材に達するもの、建物の動きによるものがあります。表面を埋めるだけでは再発し、雨漏りの原因を隠す可能性もあります。

塗装前には外壁材、既存塗膜、含水状態、シーリング、錆、浮きなどを確認し、適切な補修方法を決めます。

塗料の組み合わせを間違えやすい

上塗り塗料だけでなく、下地に合う下塗り材が必要です。難付着サイディング、金属、モルタル、ALCでは適する仕様が違います。既存塗膜との相性が悪いと、膨れや剥がれが起こります。

乾燥・塗布量の管理が必要

塗料は薄すぎても厚すぎても本来の性能を発揮できません。メーカー指定の希釈率、塗布量、可使時間、工程間の乾燥時間、気温・湿度を守る必要があります。

工期が長くなりやすい

専門業者でも10日~2週間ほどかかる工事です。休日だけで進めると、養生や足場が長期間残り、途中で雨が降る可能性が高まります。

DIYを検討できる範囲

  • 地上から無理なく手が届く小面積
  • 物置など居住部分ではない小さな建物
  • 塀の軽微な塗り替え
  • 専門家が構造上問題ないと確認した小補修
  • 水と柔らかいブラシで行う低所の清掃

外壁の防水に関わる場所、電線付近、高所、広範囲の剥がれ、雨漏りがある場所は業者へ依頼します。賃貸住宅、マンション、共有部は所有者や管理組合の許可なく施工できません。

DIYに必要な道具と費用

分類主な道具・材料費用目安
洗浄ホース、ブラシ、洗浄剤3,000~15,000円
下地処理皮すき、サンドペーパー、補修材5,000~30,000円
養生マスカー、テープ、シート5,000~20,000円
塗装ローラー、刷毛、バケット5,000~20,000円
塗料下塗り・上塗り塗料面積・製品による
保護具手袋、保護眼鏡、防毒マスク等5,000~20,000円

全面塗装では塗料だけでなく、足場、飛散防止、廃材処理、道具の保管費も必要です。業者の見積もりには技術、労務、現場管理、保証も含まれるため、材料費だけで比較しないようにします。

DIY塗装の基本手順

1. 外壁材と劣化を確認する

メーカー資料や図面から外壁材を確認し、ひび割れ、反り、剥がれ、雨漏りがないか調べます。原因が分からない症状があれば作業を止め、診断を依頼します。

2. 塗料の仕様書を読む

適用下地、使用量、希釈、乾燥、施工できない条件、必要な保護具を確認します。上塗りと下塗りを同一メーカーの推奨仕様でそろえると、相性を確認しやすくなります。

3. 洗浄・乾燥する

汚れ、苔、粉化物を落とし、十分に乾かします。家庭用高圧洗浄機を近距離から当てると、塗膜やシーリングを傷め、水を内部へ押し込むことがあります。

4. 下地を補修する

剥がれや錆を除去し、外壁材に適した方法で補修します。サイディング目地は、排水や通気のため意図的にシーリングしない場所もあります。判断できない隙間をすべて埋めないでください。

5. 養生する

窓、設備、床、植栽、隣家側を保護します。給湯器や換気口を密閉すると事故につながる可能性があるため、機器の取扱説明書に従います。

6. 下塗り・中塗り・上塗りを行う

メーカー指定量を守り、各工程を十分に乾燥させます。途中で材料が不足しないよう、面積から必要量を計算します。余った塗料を排水口や地面へ流してはいけません。

よくあるDIYの失敗

  • 洗浄不足で塗膜が剥がれる
  • 下塗りを省き、密着しない
  • ひび割れの原因を直さず表面だけ埋める
  • シーリング材の上に適合しない塗料を使う
  • 晴天でも夜露や湿度を考慮しない
  • 塗料を薄めすぎる
  • 一度に厚く塗り、垂れや乾燥不良が起こる
  • 養生を急いで剥がし、塗膜までめくれる
  • 隣家や車へ塗料を飛散させる
  • 高所で転落する

施工不良が起きた外壁は、旧塗膜の除去からやり直す必要があり、最初から業者へ依頼するより高くなる場合があります。

業者へ任せるべき症状

  • 2階以上の高所作業
  • 幅や深さのあるひび割れ
  • 塗膜の広範囲な膨れ・剥がれ
  • サイディングの反り・崩れ
  • 金属外壁の進行した錆・穴あき
  • 雨漏り、室内の雨染み
  • ALCやタイルの浮き
  • アスベスト含有の可能性がある建材
  • 原因を特定できない劣化

雨漏りは塗装だけで直るとは限りません。屋根、窓、防水層、配管まわりを含めて調査します。

DIYと業者施工の比較

比較DIY専門業者
初期費用材料費中心材料・労務・足場・管理費
工期長くなりやすい通常10日~2週間程度
安全自己責任足場・保険・安全管理を確認可能
品質知識・経験に左右される業者の技術と管理に左右される
保証原則なし契約内容に応じた施工保証
診断自分で判断専門的な現地調査が可能

よくある質問

はしごで2階だけ塗れますか?

おすすめできません。はしご上で横方向へ力をかけ、塗料を持って作業するのは転落リスクが高い行為です。適切な足場を設置できる専門業者へ依頼してください。

ひび割れだけ自分で埋めてもよいですか?

原因と構造を判断できる小さな箇所に限ります。幅のあるひび、繰り返すひび、窓まわり、雨染みを伴うひびは、埋める前に診断を受けましょう。

DIYした外壁を後から業者に塗ってもらえますか?

依頼できますが、使用した材料が不明、密着不良がある場合は、塗膜除去や試験施工が必要になります。使用商品の缶、仕様書、施工日を記録しておきます。

まとめ

外壁の低い位置にある小面積ならDIYできる場合がありますが、戸建て全面は高所作業と専門判断が必要です。材料費だけでなく、安全、工期、やり直し、保証まで含めて比較しましょう。

外壁塗装見積ナビでは、規定の審査をクリアしたサービス店へ無料で見積もりを依頼できます。

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