無料お問い合わせはこちら

COLUMN

外壁塗装の費用・塗料・業者選びをわかりやすく解説

外壁塗装の期間は何日?工程別の日数表と工期が延びる要因

外壁塗装の期間は何日?工程別の日数と延びる原因

外壁塗装の期間は、延床30坪前後の2階建てで10日~2週間が目安です。ただしこの日数は「毎日塗装する」意味ではなく、洗浄後の乾燥、塗り重ねの待ち時間、雨や強風による休工を含んだ暦日です。雨が続く時期や、屋根・付帯部を同時に施工する場合は2~3週間になります。

この記事では、工程ごとの作業日数と待ち時間を分けた日数表、塗料メーカーが定める塗り重ね乾燥時間、工期が延びる要因の一覧、業者ごとに提示する工期が違う理由と工程表の比べ方を順に整理します。提示された工程表が乾燥時間を守った計画かどうかを、契約前に自分で確認できるようにすることが目的です。

工程ごとの日数と乾燥時間まで見積もりで確認

外壁塗装見積ナビでは、工程表と工期を含む塗装プランの見積もりを無料で依頼できます。工期の長短だけでなく、乾燥日と休工日の扱いをそろえて複数社を比較してください。

外壁塗装の期間は10日~2週間が目安です

工期を見るときは、「作業日」「待ち時間」「休工日」の3つを分けて考えます。作業日は足場、洗浄、下地補修、養生、塗装、検査など職人が現場で作業する日、待ち時間は洗浄後の乾燥やシーリングの硬化、塗り重ねの間隔など時間そのものが必要な工程、休工日は雨・強風と日曜日などの定休です。

作業日だけを足すと9~12日程度になり、待ち時間と休工日を加えると暦日で10~14日、雨の多い時期は2~3週間という構造です。職人を増やして短縮できるのは作業日だけで、待ち時間は人数を増やしても短くなりません。この区別が、後述する「短い工期の見分け方」の軸になります。

なお、この記事の日数は延床30坪前後(外壁面積は建物の形状で変わります)の2階建て、外壁のみの塗装、3回塗りを想定した目安で、出典を特定できる統計値ではありません。建物の大きさ、補修の量、屋根や付帯部の範囲で前後します。

外壁塗装の期間を作業日・待ち時間・休工日に分けて示したカレンダー図

工程別の日数表(30坪の2階建ての目安)

各工程の作業日数と、その後に必要な待ち時間を分けて示します。待ち時間は次の工程に進めない時間で、工程表ではこの部分が「乾燥」「養生期間」として書かれているか、あるいは省かれているかを確認してください。

工程作業日数の目安作業後の待ち時間主な内容
近隣挨拶・準備0.5~1日なし挨拶、車両と資材の搬入経路の確認
足場設置1日なし足場と飛散防止シートの設置
高圧洗浄1日乾燥1~2日汚れ、苔、旧塗膜の粉を落とす
下地補修・シーリング1~3日シーリングの硬化1日程度ひび割れ、欠け、錆、目地の補修
養生0.5~1日なし窓、設備、植栽、車の保護
下塗り1日メーカー規定の塗り重ね乾燥時間下地と上塗りを密着させる
中塗り(上塗り1回目)1日同上上塗り塗料の1回目
上塗り(上塗り2回目)1日硬化まで触れない上塗り塗料の2回目
付帯部塗装1~2日塗装工程と並行することが多い軒天、雨樋、破風、水切りなど
検査・手直し1日なし塗り残し、透け、汚れの確認と清掃
足場解体1日なし解体、清掃、引き渡し
外壁塗装の工程別日数と乾燥待ちの関係を示した工程表の例

工程を単純に足すと2週間を超えますが、付帯部の塗装は外壁の乾燥待ちの間に進めるなど、一部は並行します。シーリングを塗装の前に打ち替えるか後に行うかは、外壁材と塗装仕様によって変わります。各工程の内容と施工写真で確認するポイントは外壁塗装の工程で詳しく扱っています。

塗料メーカーが定める乾燥時間と工期の関係

塗り重ねの待ち時間は、施工会社の裁量ではなく塗料メーカーの塗装仕様で決まっています。関西ペイントの「アレスダイナミックTOP」の標準塗装仕様では、下塗り(アレスダイナミックフィラー)の塗り重ね乾燥時間が23℃で8時間以上7日以内、上塗り1回目から2回目までが2時間以上7日以内と規定されています。同社の弱溶剤形「アレスダイナミックTOPマイルド」では4時間以上7日以内です。

規定の種類内容出典
塗り重ね乾燥時間(水性上塗り)下塗り後8時間以上7日以内、上塗り1回目後2時間以上7日以内(23℃)関西ペイント「アレスダイナミックTOP」
塗り重ね乾燥時間(弱溶剤上塗り)上塗り1回目後4時間以上7日以内(23℃)。低温時は間隔が長くなる関西ペイント「アレスダイナミックTOPマイルド」
工程間の間隔(下塗り材や塗り方による差)下塗りに一液マイルドシーラーESを使う場合は16時間以上、フィラーを厚付け仕上げにする場合は4時間以上エスケー化研「エスケープレミアムシリコン」施工仕様
施工できる気象条件気温5℃以上、湿度85%未満。早朝は外壁面が冷えており、夕方は結露が生じやすい日本ペイント「冬場・夏場の塗装」
施工しない条件気温5℃以下、湿度85%以上、結露等で乾燥に不適当なとき。降雨のおそれや強風時の外部塗装国土交通省「公共建築改修工事標準仕様書」7.1.6
塗料メーカーが定める塗り重ね乾燥時間と塗装工程の関係を示す図

規定の時間は23℃を想定した値で、関西ペイントは低温時や換気が不十分な環境では塗装間隔が長くなると注記しています。「8時間以上」の規定なら、午前に下塗りをして同じ日の午後に上塗りへ進むことはできず、翌日以降になります。「2時間以上」の上塗り同士でも、乾燥が遅い冬や高湿度の日は当日中の2回目を避ける判断が必要です。

国土交通省の仕様書は、各塗装工程の工程間隔時間を「材料の種類、気象条件等に応じて適切に定める」とし、標準の間隔を超えて塗り重ねる場合は適切な処理を行うよう求めています。つまり、間隔が短すぎても長すぎても品質に影響するため、工程表の乾燥日は「余裕」ではなく「規定」として扱ってください。乾燥不足で起こる不具合の症状は外壁塗装の乾燥時間で解説しています。

工期が延びる要因表(天候・乾燥時間・付帯部)

工期の延長は、必ずしも段取りの悪さを意味しません。雨や低温のときに無理に塗るより、条件が整うまで待つほうが塗膜の品質を守れます。延びる要因を、施主が事前に見込める天候・乾燥の要因と、施工範囲の要因、手配の要因に分けて整理します。

要因延びる日数の目安判断のポイント
降雨・降雨予報1回につき1~2日濡れた外壁には塗装しない。翌日も外壁が乾くまで待つ
梅雨(関東甲信は平年6月7日ごろ~7月19日ごろ)期間中は休工が続きやすい予備日を多めに取った工程表かを確認する
台風(接近数は8~9月が各3.3個で最多)前後で1~3日飛散防止シートの一時撤去や足場の点検が入る
低温・結露(気温5℃以下、湿度85%以上)半日~1日早朝と夕方の作業時間が短くなり、1日の工程が減る
高圧洗浄後の乾燥1~2日北面や目地に水分が残ると延長する
シーリングの硬化1日程度内部まで硬化する前に塗り重ねない
塗り重ね乾燥時間(メーカー規定)工程ごとに数時間~1日規定より短い間隔で進める計画は品質上の問題がある
付帯部の多さ(軒天、雨樋、破風、雨戸など)1~2日外壁の乾燥待ちと並行できる範囲を確認する
屋根塗装の同時施工3日~1週間屋根の面積、補修、遮熱塗料の専用下塗りで変わる
足場後に見つかった追加補修1~3日写真、金額、日数の説明を受けてから承認する
特殊色や欠品による材料手配数日~色と仕様を早めに確定する
関東甲信の梅雨、台風接近が最多の8~9月、東京の月降水量が最多の9~10月を月別に示した図

延びる日数の目安は、出典を特定できる統計値ではなく、工程の構造から見込んだ幅です。気象の目安は気象庁の平年値(1991~2020年)を用いています。9~10月は東京の月降水量が年間で最も多い時期でもあり、秋に施工する場合は雨の予備日を含めた工程表を受け取ってください。雨の日にできる作業とできない作業は雨の日の外壁塗装、季節ごとの条件は外壁塗装の季節で扱っています。

業者によって工期が違う理由と工程表の比べ方

同じ家に対して、A社は「10日」、B社は「3週間」と工期が分かれることがあります。どちらが正しいかは日数では判断できず、その日数が何を含んでいるかで決まります。

工期に差が出る主な理由は4つです。第一に、休工日と予備日を含めた暦日で書くか、作業日だけを書くかの違いです。第二に、職人の人数で、2人と4人では作業日が変わります。第三に、施工範囲で、シーリングの打ち替え、付帯部、屋根を含むかどうかです。第四に、乾燥時間の扱いで、メーカー規定を工程表に明記しているか、「乾燥は作業の合間に取る」として省いているかです。この4点をそろえずに日数だけを比べると、乾燥時間を省いた短い工期を「効率がよい」と誤解しやすくなります。

比較項目確認する内容差が出たときの見方
日数の定義暦日か作業日か。休工日と予備日を含むか暦日でそろえてから比べる
職人の人数各工程の人数。短縮の根拠が人数か省略か人数で短いなら妥当、乾燥日が消えていれば省略を疑う
施工範囲シーリング、付帯部、屋根、ベランダ防水の有無範囲が広い見積もりの工期が長いのは自然
乾燥日の明記洗浄後、シーリング後、各塗装工程の間隔メーカー規定の時間が書かれているかを見る
雨天時の扱い予備日の日数、連絡方法、更新後の工程表の共有「雨でも工期は変わらない」と言う会社は根拠を聞く
検査と手直し施主検査の日、足場解体前の手直し期間検査が工程表にない場合は追加を求める
立ち会い日着工前、色確認、完了検査在宅が必要な日が事前に分かるか
外壁塗装の工程表を業者間で比較するときに見る乾燥日・予備日・検査日の位置

住まいるダイヤル(住宅リフォーム・紛争処理支援センター)は、複数の事業者から見積もりを取り、工事箇所・数量・仕様・単価を確認するよう案内しています。工程表もこれと同じで、日数の内訳がそろっていない工程表同士は比較できません。「最短何日」ではなく、休工日を含む標準日数、雨が2日続いた場合の見込み、職人の人数、屋根や付帯部を含むかを各社に同じ形で質問してください。

一般的な戸建ての全面塗装を「4~5日で完成」と提案された場合は、洗浄後の乾燥、シーリングの硬化、下塗り、中塗りと上塗りの間隔、完了検査のどれが省かれているかを確認します。複数人で並行すれば作業日は短縮できますが、待ち時間は短縮できないため、暦日で1週間を切る外壁全面塗装は乾燥時間の扱いを必ず確かめてください。工期が遅れたときに説明を求める項目と契約の確認事項は外壁塗装の工期の遅れにまとめています。

契約前に必要な期間と工事中の生活

工事そのものの期間に加えて、問い合わせから着工までの準備期間も見込みます。現地調査は1時間前後、見積書の作成は数日~1週間程度が一般的で、複数社の比較と色決めを含めると問い合わせから契約まで2~4週間、契約から着工までは塗料と足場の手配、近隣挨拶があり、繁忙期の春と秋は1~2か月待つこともあります。希望時期が決まっている場合は、そこから逆算して2~3か月前に相談を始めると、比較の時間を確保できます。

工事中は足場と飛散防止シートで建物を覆うため、生活に次のような制限が出ます。

  • 在宅:外部工事が中心で留守でも施工できます。足場設置前の打ち合わせ、色の最終確認、完了検査は立ち会いを求められます
  • 洗濯物:高圧洗浄、塗装、シーリング作業中は水、塗料、臭い、埃の影響があるため外干しを控えます
  • 窓:養生中は開けられない窓があります。使いたい窓と換気扇を事前に伝え、開閉できる養生を相談します
  • エアコン:多くの場合は使えますが、室外機を覆う工程では一時停止が必要です。専用カバーの有無を確認します
  • 車:足場設置・解体日と洗浄日は移動を求められることがあります
外壁塗装の工事中に足場と飛散防止シートで覆われた住宅
写真:さくら外壁塗装店の施工事例

工程表には、作業内容だけでなく、窓を開けられない日、洗濯物を干せない期間、車を移動する日、立ち会いが必要な日も書いてもらうと、仕事や家事の予定を立てやすくなります。費用面の比較は外壁塗装の費用相場を参照してください。

よくある質問

外壁塗装の期間は30坪の家でどのくらいかかりますか

延床30坪前後の2階建てで、外壁のみの3回塗りなら暦日で10日~2週間が目安です。作業日は9~12日程度で、洗浄後の乾燥、シーリングの硬化、塗り重ねの待ち時間、雨や日曜日の休工が加わります。屋根や付帯部を同時に施工する場合や、梅雨・秋雨の時期は2~3週間を見込んでください。

塗装工事の工程表には何が書かれていますか

日付ごとの作業内容、休工日、乾燥日、検査日、足場の設置と解体日が基本です。品質管理に使える工程表には、洗浄後の乾燥日と各塗装工程の間隔がメーカー規定に沿って書かれ、雨天時の予備日と連絡方法、施主が立ち会う日、窓や洗濯物の制限がある期間も記載されています。作業内容だけが並び、乾燥日が書かれていない工程表は、待ち時間の扱いを確認してください。

雨の日が続くと外壁塗装の期間はどのくらい延びますか

降雨1回につき1~2日が目安で、当日だけでなく翌日も外壁が乾くまで塗装を待ちます。関東甲信の梅雨は平年で6月7日ごろから7月19日ごろまで続き、8~9月は台風の接近数が最も多いため、この時期は予備日を多めに取った工程表が必要です。雨で延びた分は乾燥不足を防ぐための延期であり、遅れた日数だけで施工会社を評価しないでください。

外壁塗装の工期が短すぎる場合は何を確認すればよいですか

職人の人数で短縮しているのか、乾燥時間や工程を省いているのかを区別します。関西ペイントの標準仕様では下塗り後8時間以上、上塗りの間は2時間以上(23℃)の間隔が必要で、洗浄後の乾燥やシーリングの硬化にも時間がかかります。暦日で1週間を切る外壁全面塗装を提案されたら、各工程の日付と乾燥日、使用塗料の塗り重ね乾燥時間を工程表で示してもらってください。

雨で工期が延びた場合に追加料金はかかりますか

通常の請負契約では、雨で工期が延びただけで追加料金は発生しないのが一般的です。ただし、足場のレンタル期間、駐車場の借り上げ、長期の中断が起きた場合の扱いは契約条件によって異なるため、契約前に「天候による延長時の費用」を書面で確認してください。施工会社の手配不足による遅延と、天候による正当な延期は分けて扱う必要があります。

屋根も一緒に塗ると外壁塗装の期間は何日増えますか

屋根の面積と補修の量により、3日~1週間程度増えるのが目安です。屋根は外壁の乾燥待ちと並行して進められる工程があるため、単純な合計より短くなります。遮熱塗料など専用の下塗りが必要な仕様や、棟板金の交換を伴う場合は日数が増えるため、工程表で屋根の工程が外壁と分けて書かれているかを確認してください。

まとめ

外壁塗装の期間は、延床30坪前後の2階建てで暦日10日~2週間が目安です。日数は作業日、待ち時間、休工日の3つで構成され、職人を増やして短縮できるのは作業日だけで、洗浄後の乾燥や塗料メーカーが定める塗り重ね乾燥時間は短縮できません。

工期が延びる要因は、雨、梅雨と台風、低温と結露、乾燥時間、付帯部と屋根の範囲、追加補修に整理できます。業者ごとに工期が違うときは、暦日か作業日か、職人の人数、施工範囲、乾燥日の明記の4点をそろえてから比べ、乾燥日が消えている短い工期は根拠を確認してください。

外壁塗装見積ナビでは、審査基準を満たしたサービス店へ無料で見積もりを依頼できます。工程表と乾燥時間の扱いを含めて複数社の提案を比較し、品質を守れる工期で契約してください。

参考資料

\相見積り大歓迎!/

無料

お問い合わせ
はこちら

相見積り大歓迎!お気軽にご依頼ください!

無料お問い合わせはこちら